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【2022年9月更新】SEOの方法・手順を実例に基づき解説します。

このブログでは、弊社のサイトのコラム記事をSEOによって改善し上位に表示させることで、サイトへの流動数を増やしていく過程をご紹介していきます。

【目次】

  1. 対象記事・マークする言語の選定
  2. 競合分析
  3. 「コンテンツ」の改善
  4. 「タグ」の改善
  5. 「インデックス」「ドメイン」「被リンク」の改善は保留
  6. 改善リスト
  7. 改善後のパスカルの点数・検索順位
  8. SEO対策を独自でやることは可能か?
  9. SEOについての疑問・課題、なんでもご相談ください

対象記事・ターゲットにするキーワードの選定

対象のページはリスティング広告について述べている以下のページになります。

「リスティング広告とは?基本的な知識から出稿におけるポイントまでご紹介」
https://www.nippon-ag.co.jp/post-710/

※記事のタイトルは改善前のものになります。

今回は「リスティング広告」と検索されたときに上位に表示されるようにSEOを行います。

競合分析

まずは改善したいページの上位のページとの相対比較をSEOツールのパスカルで行います。

パスカルとは...
 SEOやコンテンツマーケティングの業務効率を上げることを徹底的に追求した支援ツールです。導入企業は、オウンドメディアを運営されている企業様やウェブマーケティング会社様、Web制作会社様などです。基本的な知識があれば、正確な数値に基づいてコンテンツや競合サイトの分析を行うことができます。また、アクセス解析キーを必要としませんので、どんなWebサイトでも分析できます。

参考:圧倒的に使いやすいSEOツール【パスカル】
( https://www.pascaljp.com/

↓↓ 「競合分析」をかけたときの各採点項目のスコア(2022年8月16日現在。)

月間検索数:22,200 検索順位:61位

コンテンツ:ページコンテンツの充実度を採点。順位決定の最重要項目。
タグ:ページ内部のタグ(タイトル、メタディスクリプションなど)を採点。
インデックス:サイト内のページ数関連を採点。
ドメイン:経過日数を採点。
被リンク:被リンク数やはてなブックマークなど、被リンクや拡散度を分析。

パスカル内の以上5項目すべてで90点以上をキープできていることで上位10位以内に表示される可能性があるといわれています。

弊社のサイトは2021年12月にリニューアルを行ったばかりなので、ページ数の充実度が問われる「インデックス」の得点は低くなりました。コンテンツの得点が一桁台なのは早急に修正する必要があります。

内容はリスティングについて調べた人が分かるように内容は盛り込んだつもりだったので、このようなコンテンツの得点、検索順位になったのは正直驚きました。競合のページが使っているキーワードまで落とし込まずに作成したページは基本同じような状態になるのではと考えます。

「コンテンツ」の改善

情報の網羅性(高頻度・中頻度の共起語)

検索上位ページと対象ページ内の単語構成を比較して、上位ページで使われているキーワードがどれだけページ内に入っていないかが分かります。

強化したいキーワードに関連した情報を十分に含んでいるかは検索上位に大きく影響します。

80%以上使用されているキーワードは9割方、50~70%以上のキーワードも内容に語弊が出ないものについては極力網羅するように修正しました。

関連キーワードの使用種類数・割合

関連キーワードとは、検索エンジンでその対象キーワードと一緒によく検索されるワードのことです。

「リスティング広告」と一緒に頻繁に検索されるキーワードのなかでも「費用」「代行」「効果」「課金」「代理店」というワードを記事内の文章に取り入れるようにしました。

またこれらのキーワードのページ内文字量が0.6~2%以上であるかも採点項目になります。入っているようで意外と入っていないものでした。

コンテンツの独自性

分析対象ページのみで使用しているキーワードの割合がページの総単語に占める割合のことを言います。

ページの文字数

ページ内の可視化できる文字数(alt属性等は除く)を他上位ページと相対的に評価しています。検索結果順位との相関はそこまで強くありませんが、「情報の網羅性」「関連キーワードの使用種類数・割合」を改善する場所を増やすという意味合いで文字数も一緒に改善しました。

「タグ」の改善

タイトルの網羅性

多くの上位ページの〈title〉タグで使用されている単語です。

文字数の推奨がおおよそ30~50文字と言われており、検索結果で実際に押したいと思えるような内容にしないといけないことから採用するキーワードの選定も必要ですが、上記の50%以上使用頻度に入っているキーワードについては極力取り入れることにしました。

メタディスクリプションの網羅性・文字数

多くの上位ページの〈meta discription〉タグで使用されている単語です。

文字数の推奨がおおよそ90~130文字と言われていることから、クリックしてもらいたい内容であるかと単語の網羅性の充実のどちらをも狙える項目になります。上記の30~50%以上の使用頻度に入っている単語はほぼすべて入れました。

「インデックス」「ドメイン」「被リンク」の改善は保留

「インデックス」の項目は主に同ドメイン内の他サイト内の記事の多さによって改善できるものなので同様のブログのページを増やすためなどの対策が必要になります。

「ドメイン」の項目はそのサイトのドメインがどれくらい浸透しているかの話になるので、上図のように改善不可になります。

「被リンク数」とはそのサイトの記事が他の外部サイトでリンクとして使われているかになります。

これらの内容については改善をするのに時間がかかったり外部の協力が必要になる項目になるため今回は保留にします。

改善リスト

8月17日

ページの文字数
  ブログの内容を追加(約4,300文字 → 6,500文字)

8月18日

情報の網羅性
  検索上位ページでの使用頻度が70%以上のものをページ内で使用。
関連キーワードの使用
  内容が異ならない程度に使用。

8月19日

タイトルの網羅性
  「リスティング広告」「?」「とは」といったキーワードを新たに使用。
  「【広告アカウント無料診断】リスティング広告とは?費用や運用のやり方を徹底解説!」に変更。

9月2日

タイトルの「リスティング広告」の位置
  8月末~9月初めにかけて順位が60位台まで低下。
 「リスティング広告とは?費用や運用方法、メリットを徹底解説!」に変更。

改善後のパスカルの点数・検索順位

以上のような内容の修正を行うことで、各スコアの上昇を図りました。

↓↓「競合分析」をかけたときの各採点項目のスコア(2022年8月22日現在。)

↓↓ 検索結果の順位(23位)

結果掲載順位が大きく上昇しました。

↓↓ 検索順位の推移(2022年9月20日更新)

一般的にSEOの改善の効果が本格的に発揮されるのは4か月以降との情報もあります。10位以内(検索結果の1ページ目)の表示を目指して日々改善を行っていきます。

SEO対策を独自でやることは可能か?

SEO対策を行う手順を簡単にまとめると以下のようになります。

  1. 現状のページでどのような点が足りないかを分析
  2. 現状のページの内容をどう修正すればいいか考える
  3. 新規でどのようなコンテンツが必要になるのか考える
  4. 順位に変動があったか確認

1~4の項目を繰り返して上位に表示させることになります。

1については他の上位ページの内容の確認を十分に行う必要があり、2、3についてもどのような優先度で進めるかを誤ると余計に時間がかかってしまったりします。

SEOは独自で進めるとなった時に結果が出るまでに相当な手間と時間がかかることと、頻繁に効果検証を行う必要があることから根気のいる作業であることを覚悟しておくことをおすすめします。

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弊社ではお客様の所有しているホームページのSEO改善のサポートもさせていただいております。また必要であればお客様のビジネス情報をいただいてコンテンツを充実化させることも可能です。以下お問い合わせよりお客様のビジネスの課題などなんでもご相談ください。

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