【実績紹介】 親と子の絵本ワールドイン・いしかわ実行委員会様 『世界へ旅する絵本ボート』プロジェクト
石川県内の複数の図書館と協力し、子どもたちに“世界の海”や“海の世界”に関する絵本へ触れる機会を創出し、石川の子どもたちが海を思う気持ちを１冊の絵本にまとめ、世界の図書館へ届けるプロジェクトを企画・実施運営させていただきました。
「世界へ旅する絵本ボート」webサイト
https://www.web.hokkoku.co.jp/ehonboat/
| 件名 | 『世界へ旅する絵本ボート』プロジェクト |
| クライアント | 親と子の絵本ワールドイン・いしかわ実行委員会（北國新聞社） |
| 課題は何か？ | 大量の使い捨てプラスチックなどによる、世界の海のゴミ問題が、他人ゴトになっている。 ニュースで見ている「世界の海」が自分たちの「身近な海」の問題であるということを、子どもたちがリアリティをもって理解することは難しい。 そこで、本プロジェクトは図書館という場所で、絵本を通じたアプローチを試み、「世界の海への興味と好奇心」から、「世界の海＝わたしたちの海」というグローバルな感覚を、親子で育むことを目的として活動する。 |
| 業務内容 | ・プロジェクトの企画と立ち上げ ・広報物や成果物等の制作 ・イベントプログラムの企画運営 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (プログラム一覧) ・せかいの海のおはなし展 ・せかいの海のおはなし会 ・せかいこども海会議 ・漂着モンスターワークショップ ・漂着モンスター作品募集キャンペーン ・漂着モンスター絵本の制作、海外姉妹図書館への制作した絵本の寄贈 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
| 企画の上で注意した点、及び結果 | ・海の環境問題を『絵本＝物語』を介して伝えることで、より子どもたちが自分ゴト化して理解することができた。 ・2023年「キッズデザイン賞」を“子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門”にて受賞。 |
せかいのおはなし展【2022/2023/2024年】
世界の海や、海の環境問題について考える絵本の企画展示を県内図書館で展開。
絵本に興味を持ってもらえるようなキャプションや紹介文もともに展示しました。
せかいの海のおはなし会【2022/2023/2024年】
「海」がテーマの絵本の読み聞かせ会を開催。
海に関する手あそびや、海に暮らす生き物の紹介なども入れて海への関心を高めてもらいました。
おはなし会の会場には大きなアースボールが登場。私たちの身近な海は「世界とつながる存在」であることをアースボールを用いてイメージを膨らませ、そしてたった一つの海が海洋ゴミ問題で困っている現状についても、親子で考えていただきました。
せかいのこども海会議【2022/2023】
海の探検家や在日外国人ゲストから「海の中」や「海のむこう」のはなしを聞き、「自分たちが海を守るためにできること」を話し合うシンポジウムを開催しました。
漂着モンスターワークショップ【2023/2024】
海で拾った漂着物を使って、絵本作家の“竹与井かこ”さんとオリジナルの「漂着モンスター」を創作するワークショップを開催。こどもたちが実際に海に赴き、漂着物の軌跡とものがたりについて考えました。
漂着モンスター募集キャンペーン＆絵本制作【2022/2023/2024】
海で拾った漂着物でつくる「漂着モンスター」とその物語の作品を募集。
選考作品は絵本作家の監修のもと、1冊の絵本として制作。
制作絵本は石川県内の小学校と図書館、海外姉妹都市への寄贈しました。
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