今さら聞けない「ホームページ制作で見込客を獲得するための思考法」とは?
【目次】
- 「場当たり的な対処」と「問題解決」をはき違えていませんか?
- 原因を検証・追求するには、ロジックツリーを使うと便利です
- 「アクセス数が少ない」場合のロジックツリー
- 「転換率が低い」場合のロジックツリー
- 無料ホームページ診断について
「場当たりな対処」と「問題解決」をはき違えていませんか?
- ホームページをカッコよくリニューアルしたのに問合せが全然増えない
- ウェブ広告でホームページのアクセス数は増えたけど売上が増えない
- SNSを始めてみたけど、フォロワーが増えず手ごたえが感じられない
こんな状態だと、「ウェブって全然効果ないよね」と思ってしまいがちです。
でも本当にそうでしょうか?
私たちがそのようなお悩みをご相談いただいた際に、実施した施策を確認させていただくと、残念ながら「対症療法」に終始しており、「原因療法」になっていないことがとても多いです。
例えば、何年も前に作ったホームページ。今まで問合せがきたことはほとんどありません。見た目がダサいのが問題だと思い、イケてる制作会社に依頼してカッコいいデザインにリニューアルしてもらいました。社員や取引先の評判も上々です。・・・でも問合せはさっぱり増えませんでした。
この場合、見た目のデザインに対処しただけで、そもそも「なぜホームページから問合せがこないのか?」という原因を検証すらしていませんでした。
原因を検証・追求するには、ロジックツリーを使うと便利です
原因を検証・追求して、どのような対策をすればよいのかわからず原因解決をあきらめてしまった経験はないでしょうか。そんな場合には、ロジックツリーを使うと便利です。
「ホームページから問合せが少ない」という場合には、「アクセス数が少ない」のか、「転換率が低い」のかという2つに分類します。
「アクセス数が少ない」場合のロジックツリー
「アクセス数が少ない」場合には、「自然検索からの流入が少ない」のか、「他サイトからの流入が少ない」のかのように分類し、ツリー状で表示します。
また、「自然検索からの流入が少ない」場合には、「社名やサービス名などを含んだ【指名ワード検索】が少ない」のか、「業種、地名、ノウハウ、悩み事などを含んだ【一般ワード検索】が少ない」のかに分類するなどしてツリー状で表示していきます。
もし「【指名ワード検索】が少ない」のであれば、社名やサービス名を広く知ってもらうためのTVCMを投下することが「原因療法」になり、そもそもホームページのリニューアルは必要ないかもしれません。
もし「【一般ワード検索】が少ない」のであれば、様々な検索キーワードにヒットするためのコンテンツページが足りないことが原因になることが多いです。そうなると、一般ワードにヒットするためのブログ記事を書くことが「原因療法」となり、これまたホームページのリニューアルは必要ないかもしれません。
「転換率が低い」場合のロジックツリー
「転換率が低い」場合には、「直帰率が高い」のか「フォーム到達率が低い」のか「フォーム通過率が低い」のかように分類し、ツリー状で表示します。
「直帰率が高い」場合には、「スマートフォン対応されていない」のか、「ホームページの内容がユーザーのニーズと合っていない」のか「表示速度が遅い」のかなどに分類してツリー状で表示していきます。
もし「スマートフォン対応されていない」のであればリニューアルは必須ですが、「ホームページの内容がユーザーのニーズと合っていない」のであれば、トップページで最初に目に入るビジュアルやキャッチコピーの変更が「原因療法」となり、リニューアルは必要ないかもしれません。
「フォーム到達率が低い」場合には、「問合せフォームへの誘導ボタンが目立たない」のか、「問合せすることに不安に感じる」のかなどに分類してツリー状で表示し、対応策を検討します。
「フォーム通過率が低い」場合には、「記入項目が多すぎる」のか、「どのように記入したらよいのか分かりづらい」のか、「記入が面倒」なのかなどに分類してツリー状で表示し、対応策を検討します。
そもそも電話タップができない状態だったので、電話タップできるようにしただけで問合せが増えたという例もあります。
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現在のホームページに問題を感じていらっしゃるのであれば、原因の検証・追求から始めてみませんか?
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以上、「今さら聞けない「ホームページから見込客を獲得するための思考法」とは?」でした。